いい音は、いい気持ち。

年に一度の調律をお勧め致します。

いつまでも美しい音色で演奏できるように…

ピアノの部品はほとんどが木製。そのため、湿気や室温などにより木の状態に変化が生じチューニングさえもくるってきます。そんなピアノに必要なメンテナンスが調律です。

調律とは…?

「調律」と一口に言いますが、ピアノ技術者の仕事はピアノの音律を正確に合わせる調律だけではありません。それは大きく分けて次の3つの作業があります。

調律師が使う道具

アコースティックピアノは一般的には鍵盤楽器と呼ばれますが、実は鍵(鍵盤アクション)によって操作されたハンマーで弦を叩いて音を出す仕組みのため、弦楽器と打楽器両方の側面を持つ打弦楽器なのです。
そのため、正しい音階や美しいハーモニーで演奏するためには、チューニング【調律】(正しい音律)が必要です。また、ピアノならではのタッチや音色を保つためには、【調整】(弾き心地)や【整音】(音のバランス)が必要となります。

調律音律を正しく合わせます。

ピアノの内部には、木材や羊毛など天然素材でつくられた精巧な部品が使われています。まるで私たち人間のように、ピアノが温度や湿度に敏感で、たえず環境の変化による微妙な影響を受けているのはこのためです。
また、1本が約90㎏、全体で約20トンもの強い力で張られているピアノの弦は、時間が経つにつれ次第に変化し音律にも影響してきます。弦を引っ張っているチューニングピンをチューニングハンマーを使って締めたり緩めたりしながら、正しい音律にあわせます。

整調ピアノの弾き心地を決めます。

ピアノの心臓部といわれるアクションやハンマーは、木、皮、フェルトといった天然の材料を使って作られています。この組み合わせにより、ピアノならではのタッチや音色を得られるものの、一方で、温度、湿度の影響や、ご使用による消耗も生じます。心地よいタッチを得るために、打弦機構(鍵盤とアクション)の動きを整え、正しい運動ができるようにします。
打弦機構の微調整のできる部分に手を入れて、88鍵のタッチを一様にそろえ、スムーズな動きができるようにします。さらに、弾き手の好みに合ったタッチをつくります。

整音音色をバランスよく整えます。

強い力で張られている弦をハンマーのフェルト面で打つのですから、フェルトは消耗します。それを、ピッカーやペーパーといった道具を用いて、ハンマーヘッドの硬さや弾力を調整し、音量、音色、全体の音のバランスを整えていきます。

ピアノQ&A
ピアノにとって一番いい環境は?
温度は15度~25度。湿度は50%~70%。つまり、人間にとって快適な環境がピアノにとっても一番良いんです。
温度や湿度が高すぎるとどうなるの?
木やフェルト、金属部分に影響がでて、弾いても音がでにくかったり、音がこもったり、鍵盤が下がったまま戻らなくなったり、金属部分にサビが出やすくなります。
乾燥しすぎの場合は?
きしむような雑音や、ビリビリという雑音が聞こえたり、音程が乱れたりします。
ピアノの上って、ついいろんなものを置きたくなるんですが…?
たしかに、お花などを飾りたくなりますね?でも次のようなものは置かないほうがいいでしょう。
《ビニール加工の本やノート、プラスチック製の消しゴム、おもちゃ、水の入った花びんや鉢、ガラス製品》
地震がきたら?
アップライトピアノの重心は後ろより。背後がふすまや障子のような軽いものだと、グラッときたら後ろに倒れてしまいます。「地震だ!」と思ったら、まずピアノから離れましょう。

地震対策におすすめの商品

「ニュースーパーインシュUP用」詳しくはご相談ください。

使用していないピアノも調律するの?
ピアノは使用しないまま置いてある状態でも、弦が伸びて音が下がったり、フェルトが変質したり、革皮部、フェルトなどの虫害や外装の変化等、そのままにしておきますと大切なピアノが使えなくなってしまいます。使用していないピアノも定期的な調律をぜひおすすめします。
ピアノのお手入れ
ピカッと光る美しい艶をもったピアノはそれだけでもひとつの大きな魅力!その光沢を長く保つためには愛情のこもったお手入れが必要です。

《塗装面》のお手入れ

表面についたホコリはピアノ用毛ばたきかガーゼのような柔らかな布で軽く払ってください。市販の化学雑巾や外装手入れ剤は成分が分かりませんのでお避けください。
鏡面艶出しピアノはユニコン(ヤマハピアノ用クリーナー)等の専用クリーナをピアノクロスに含ませてムラなく拭き、さらに別の布でよく伸ばすように磨き上げます。

《鍵盤》のお手入れ

柔らかい布でからぶきします。汚れが目立つ場合は、かたく絞った布や、白鍵専用クリーナーでふき取ります。(※但し、キークリーナーは象牙鍵盤等一部の鍵盤には使用できませんので、ご注意ください。)ベンジンやアルコールで拭くとひび割れの原因になりますから避けてください。

弊社、専属調律師におまかせください。

相模楽器ではコンサートホール、学校や公共施設の補修・調律もおこなう熟練の専属調律師が、責任をもってお客様のピアノをメンテナンス致します。

調律基本料金

アップライトピアノ 16,500円(税込)
グランドピアノ 19,800円(税込)
※使用年数・ピアノの状態により割増料金が発生します。また、修理・調整が必要な場合は別途料金がかかります。
※近隣地区は、上記料金の他に出張費をいただいておりません。

発表会やコンサート時の調律も承ります。

セミコンサートピアノ 19,800円(税込)
フルコンサートピアノ 23,100円(税込)

※立合いは別途料金がかかります。

こんな症状でていませんか?

  • 鍵盤の戻りが遅い
  • 演奏をやめても一ヶ所だけ音がのびたままになる
  • ピアノの音と一緒に金属音がする

その他、耐震対策、消音ユニット取付け等…

ピアノに関するご相談から、エレクトーン、電子ピアノの修理も承ります。
※修理はヤマハの製品が対象となります。

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売りたい人から、買いたい人へ…